和久魚問屋で取り扱う魚は主に三陸沖や金華山近辺で水揚げされる“かつお” “サバ” “びん長マグロ”である。
活魚そのものは日本でも指折りの良い魚ばかりである。
同社社長が常々思案していた、
『活魚にもっと付加価値をつけたい』
という思いを持ってヨーロッパのベルギー水産展示会などを視察していた時、ヨーロッパで使われている氷は日本で使用される氷と少し違うことに気付きました。
『魚を傷つけずに鮮度良く冷却保存する技術』
に感銘した社長は日本へ帰国後、大日本水産会が主催する“ジャパン・インターナショナル・シーフードショー”を訪問した際に、弊社ブースに来られた同社社長はフレークアイスを見て
『この氷だ!』
と感じたそうです。
その後熱心に研究し、自社で取り扱う活魚でテストを繰り返し自分が思い描いていた理想の形を考え現計画に至りました。
今では『フレークアイス』で詰めた活魚を日本全国のみならず、海外へも出荷しています。