CO₂冷媒システム Naturale series

幅広い選択肢があります。

• 使用する温度帯に分けて、Cシリーズ・Fシリーズ・FZシリーズの3機種を準備しました。Cシリーズ：-20℃～0℃　Fシリーズ：-48℃～-25℃　FZシリーズ：-48℃～-25℃（フリーザー専用モデル）シリーズのラインナップは、下記一覧表をご参照ください。

• 水冷式と空冷式の2種類が選択可能です。沿岸部などに工場を持つお客様は水冷式が良いと思います。また夏期の外気温が高いところのお客様にも水冷式をお勧めします。塩害を受けない地域や、街中など、そして夏場の気温があまり高くない地域のお客様には導入コストが安価な空冷機をお勧めします。容量制御を行う事で振動を軽減しております。

幅広いラインナップ
省エネ重視ガスクーラー最適設計

安定した運転をお約束

• 水冷式CO₂冷凍機は、年間を通して水温が安定しています。一方、空冷式では熱交換容量の大きなガスクーラーを採用することで、ガスクーラー出口温度の安定性を確保しています。
  さらに、コンプレッサーラック方式を採用することで、コンプレッサーを小分けにし、容量制御による振動軽減を実現します。

自社一貫の品質管理

• 柴田熔接工作所では、CO₂冷凍機「Naturale®」の設計、機器発注、製造をすべて自社工場で行っています。この一貫体制により、厳格な品質管理を実現しています。

コンパクト設計の魅力

• CO₂冷凍機「Naturale®」のユニット筐体はコンパクト設計で、リプレースが容易です。

負荷変動に強いCO₂冷凍機

• 「Naturale®」は、レシプロ圧縮機をラック方式で分散させることで、夏季の最大負荷から冬季の最小負荷まで幅広い対応が可能です。

急な故障時も運転可能な構造

• ラック方式の採用により、圧縮機の一部が故障しても運転を継続できます。

リモート監視機能

• インターネット環境があれば、機器の運転状態の確認や設定変更をリモート操作で行えます。トラブル発生時にも遠隔での初期対応が可能で、迅速な処置を実現します。
  また、リモート操作はPCだけでなく、スマートフォンやタブレットにも対応しています。

排熱利用による省エネ効果

• CO₂冷媒の特長である高温排熱を活用し、温水供給やデフロスト用温ブラインとして利用できます。これにより、ボイラーなどの熱源が不要となり、省エネ効果を高めます。
  また、水冷式熱交換器について熟知しており、排熱活用技術に精通している点は柴田熔接工作所の強みです。

太陽光蓄電エネルギー対応

• 太陽光蓄電エネルギーを利用し、「Naturale®」の待機運転用電力をまかなうことが可能です。蓄電により夜間運転やBCP（事業継続計画）対応も実現します。
  さらに、待機運転用冷却ユニットには自然冷媒であるR290（プロパン）を採用し、オール自然冷媒を実現しています。