多様多様な氷種の製氷を
可能にし搬送・貯氷ラインも
同時に設計
魚介類や野菜など、ものを冷やすのに欠かせない『氷』。柴田熔接工作所では、様々な規模と用途の各種アイスプラントを設計・施工しています。冷却効率が高く、融けやすく持ちの良いフレークアイス、きめが細かいグラニュラーアイス、一般的なブロックアイス、プレートアイス、チップアイスなど、用途に合わせた様々な製氷設備をご提案・ご提供します。また、搬送・貯氷設備も同時に設計できるため、ご要望に沿った設備の提供が可能です。

柴田熔接工作所の製氷事業の特長
日本の販売代理店として欧州の製品をお取り扱い
柴田熔接工作所は、日本の販売代理店としてGeneglace(フランス)の製氷機・貯氷サイロ、MAJA(ドイツ)の製氷機をお取り扱いしています。また漁船用海水モデル、自然冷媒プロパン(R290)対応モデルも提供しております。
■Geneglace製氷機生産・輸送・陳列などあらゆるシーンでの食品の冷蔵に、優れた信頼性を発揮。柔軟で頑丈なデザインは、屋内スキー場から鉱山の冷却まで、さまざまな用途に採用されています。また、手動のアイスビン、スクリューコンベアによる搬氷・計量、サイロによる貯氷など、多様なご要望に応える付属品のご提供も可能です。
■MAJA製氷機
コンデンシングユニット内蔵型・別置型、コンデンシングユニットなし、熱伝導媒体回路接続型、漁船用など多様なモデルがあります。自然冷媒のNH3(R717/アンモニア)およびCO2(R744)に対応した機種も揃っています。

融けやすく、長持ちする「フレークアイス」
「フレークアイス」とは『冷やす』ために開発された氷です。
良い氷とは、ズバリ「融けやすく、長持ちする氷」のこと。つまり物を冷やすには氷が融けることが必要であり、また物を冷却保存するには氷が長持ちする必要があります。「融けやすい」と「長持ちする」は相反するように思えますが、これを可能にしたのがフレークアイスです。-8℃まで過冷却された乾燥氷を用い、表面積の大きいガラスを割ったような形状にすることで理想的な氷が生まれました。
大型の設備にはGeneglace、小規模な設備にはコンパクトなMAJA製品が適しています。

「ブロックアイス」の冬季製造~備蓄を可能に
ブロックアイスは、現在、日本国内でもっともポピュラーに使用されている氷で、食用氷から水産現場にいたるまで幅広く使われています。氷柱1本の重量は約135kgで、これをカットまたはクラッシュして使用します。貯氷庫に積み上げての保管ができるため、出荷閑散期となる冬季に製造し、備蓄しておくことが可能です。

スクリューコンベア搬氷やエアー搬氷を自由自在に設計
フレークアイスの場合は容積質量が軽いため、エアー搬氷が可能です。エアー搬氷システムの使用で1分間あたり25kgを最大60メートルまで搬氷することができます。柴田熔接工作所では、搬氷距離や搬氷量など、お客様のご要望に合わせて設計いたしますのでお気軽にご相談ください。
※サイロ式貯氷庫と一体になったエア搬氷システムもございます。

貯氷庫も多様なタイプをご用意スムーズな搬氷をお手伝い
柴田熔接工作所がお取り扱いする貯氷庫は、レークマシーン、オビタルサイロ、コンテナ式貯氷庫など種類もサイズも多様です。オビタルサイロ(サイロ式貯氷庫)はフレークアイスを貯蔵するためのもので、「First In First Out方式」であることが最大の特長。古い氷から使用できるため、根氷ができず、スムーズな搬氷が可能です。
