みなさん、おはようございます。
今朝は日本を取り巻く政治経済情勢について考えてみた。
2012年から2013年にわたり、大きな変化をしている。
先週出店した 「ジャパン・インターナショナルシーフードショー」は「アグリフード」と協同展示会であった。
これは日本の水産物や農産物を国内外にアピールする展示会である。
毎年夏は東京、冬は大阪で開催されている。
私もかれこれ9回目の出店である。
ここ数年の民主党政権下では展示会の華やかさも消えていたが、昨年末に自民党政権に変わった最初の展示会であった。
主催者や出店者の勢いが昨年とは全く違っている!
みな勢いや元気がある。
少子化や魚食文化の現象傾向は昨年と変わっていないのだが・・・
また安倍政権がすすめるTPPは、農林水産関係者の大半は大反対しているにも関わらず。
そして東日本大震災の復興もままならない現状。
全く不思議な状況である。
しかし、来場者や我々の顧客と話すると光明が見えてくる。
私が考えるこれからのキーワードは 「円安」、「TPP」、「消費税増税」である。
力ある水産業者や農業者がいるのも確か。
彼らは全て自民党安倍内閣が勧めている 「アベノミクス」 に乗っているのだ。
彼らは決して 「媚びてない」 のである。
TPPを反対している人々は補助金を保証の一貫として望んでいることに対し、TPPを反対していない人々は補助金を投資の一貫として考えている。
そこには政府が推し進める 「6次化産業」 に乗じ、自ら持つ商品のブランド化 → 製品の安定供給の構築 → 高鮮度管理 → HACCP → オートメーション化 → 国内外への出荷を狙っている。
生産者によって手法は異なるが、確かに力をつけている人々も多くいるのだ。
しかし、状況は万事安泰ではない。
ロシア、中国、韓国を囲む領土問題を含んだ国際外相。
昨日のユーロ安は、イタリアで行われた総選挙が原因である。
ベルルスコーニ前首相と対立するベルサーニ民主党書記長の対立に、現れた第三極の五つ星運動のグリッロ氏の奮闘で巻き起こった現象である。
それにより一昨日までの円安が一晩にして3円50銭ほどの円高に振れたのだ。
国内的に見ても、電力料金の値上げや引き続く震度5強の地震、1票差の補正予算の通過など安定されていない。
まだまだ混迷する日本であるが、冷静に周囲を見て行かなければならないだろう。
ともあれ、私は福岡の企業なので「福岡のため」、最近力を入れる「日本の水産業」のため頑張りたいと思う!