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柴田熔接工作所は、もの創りの会社です。

わたくしたちは“信頼”と“安心”を弊社理念とし社員一同お客様の『財産創り』をお手伝いいたします。
“信頼”とはわたくしたちが持つ、ものづくりに対するこだわりと妥協なき製品造りによって積み重ねられた技術と品質だと考えています。

お問い合わせは092-501-9798まで
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提案力を考える

2012.07.22 08:31

みなさん、おはようございます。

展示会も無事終了し、昨日は持ち帰った機械を清掃整備しました。

今朝は休みにもかかわらず、早朝6時から起きて展示会の結果を考えて見ることにした。

毎回だが考え事は早朝することにしている。

私の場合朝は良い考え事ができるのである。

さて、本題の展示会であるが開催するまでテーマが決まらず成り行きで始まってしまった。

なんとなくダラダラとした展示会となったようである。

それを察してか、初日はお客様の来場が非常に悪かった。

二日目は会場全体として前日と比較すると来場者も増え、それに伴って私たちのブースも来場者が増えた。

しかし来場者様の感触が今までと違っていまいちよくないのである。

三日目の最終日、某水産会の専務がブースに来られ一言、言われたのである。

2012.07.22 1

『柴田さぁー、この魚3日目なの?』

『鮮度いいねぇー!』

『せっかく鮮度良くしてるんだから、この辺に 柴田の氷でこの鮮度!って書いたらどうなの??』

『お前たち、頑張ってるんだからよく考えろヨ♪』

そうだった!

なぜ私たちは魚屋の和久魚問屋と機械屋の柴田熔接工作所が一緒にブースを出しているのか?

そう、お互いのコラボレーションを提案していたのである。

和久魚問屋さんは、なぜ和久さんの魚が良いのか?

それは私共の機械を導入し、鮮度維持管理をした鮮魚を提案していたのである。

そして柴田熔接は、我々の機械で作った氷を使うことでここまで鮮魚の鮮度保持が出来る証明なのである。

いやいや、毎回S専務には頭が上がらない・・・

すぐさま白紙に手書きで書いてみた。

「FKアイスで鮮度保持!3日目の魚もこの鮮度。」

2012.07.22 2

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すると、どうだろう。。。

貼った途端、鮮魚台に多くの来場者が集まってきた。

鮮魚を見入る来場者様、氷を触る人たち。

『うーん、いいね!』

『変わった氷だなぁー』

『ほんとに3日目なの?なぜ鮮度がいいの??』

『何が違うの?』

この手書きのキャッチで多くの来場者に「考えること」を投げかけたのである。

人々は感心しそして疑問を持ったのである。

その疑問を持った人たちは、結果スタッフに質問を投げかけるのである。

簡単なことだ。

すっかり私たちはその提案力を忘れていたのである。

やはりお金と時間と人をかけて展示会に臨むのであればそれなりに準備をしてどうやって提案するのか考えなければならない。

今回は反省すべき点がたくさんあった。

我々のやる気のなさが来場者様にそのまま伝わっていたのであろう。

次回の展示会はもっともっと努力しなければ!

2012.07.22 4


試運転調整

2012.07.12 01:11

こんにちは。

七夕も終わり、早くも7月中旬を迎える。

そろそろ子供たちは夏休み、蝉の声が聞こえる頃である。

我々は夏休みもなく、せっせと働きづづけているが・・・

石巻市の㈱和久魚問屋様の工事もそろそろ終了である。

いまは設備の試運転調整である。

この試運転調整が最も楽しく、最も緊張する一瞬である。

なんせ、数ヶ月かけて機器の製作を行い施工してきた最終段階が「試運転調整」なのである。

何か問題ないか?

考えてきた制御は上手く運転するか?

工事上の不具合はないか?

多くの事が頭をよぎる時なのだ。

気密試験、真空試験、I/Oチェック、接地試験、耐圧試験、保護装置の動作確認など様々な事を行い、運転スイッチを押すのである。

この一瞬が一番緊張し、そして楽しい瞬間なのだ。

これだから、この仕事が止められないのである。

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日本の電力需要とその問題

2012.07.06 09:53

みなさん、おはようございます。

ついに先月末、私の会社に一通のハガキが送られてきた。

送り主は 「九州電力」 である。

そう、 「計画停電のお知らせ」 である。

2012.07.06

予定日は7月1日から9月7日までである。

いや、しかし 「まいった!」

なんせ、弊社は工場製作と現場工事を生業にする会社である。

電気が落ちることなど考えられないし、仕事が出来ない。

ましてや、毎日決まった時間ならまだ工場の出勤時間を変えることで対応できるが、毎日違う時間帯である。

ましてや停電は前日もしくは当日でなければ分からないのである。

1日当たり2時間程度ではあるが、停電してしまうと半日は仕事にならない。

ましてや、現場工事となるとこれがまた大変である。

お客様のところの電源を借りての工事が大半であるが、お客様のところがどの時間帯になっているか分からないし、前日や当日にしか停電が決まらないとなると工事の計画を立てることなど出来やしない。

そうなると、リース屋さんから発電機や発電式溶接機を借りることになるのだが、この費用負担は電力会社がしてくれるのだろうか?

国が保証してくれるのだろうか??

国は東電など、大手はつぶさないよう資金を投入してくれるが小さな会社など目もくれないし、今の政治家連中など全く考えていない!

その東電など給料カットして平均年収が500万以上もある。

休日もあればボーナスもきっちりもらえる。

まったくもして、おかしな世の中である。

今の日本、停電すると打撃を受ける会社が多く存在するのである。

事務所でエアコンが使えないなど 屁みたいな話なのだ。

公共施設で暑いなど、暗いなどそんな問題ではないと思う。

今の日本、はたして原発が無くなって問題ないのだろうか?

多くの人々は 「原発反対!」 と述べているが、それは私が嫌いなマスコミがズームアップして世の中すべてがそう望んでいるかのようにしているだけなのではないか?

少し前までは、化石燃料を使う火力発電所は多くの温暖化ガスを排出し地球環境を汚染してしまうと言っていたのに・・・

今では火力に切り替えたり、全く持っておかしな現象である。

原発を廃炉するまでに40年の際月が必要なのである。

その間大きな地震や津波に襲われると、放射能汚染は免れないこと理解しているのだろうか?

それよりも今は、どうやって原発の安全性を確保するのか?

どのようにして原発に係る諸問題について透明性を持たせるのか?

それらの解決が先なのではないだろうか。

そして極力安全な地区の原発は稼働して、電力需要を回復し社会の景気の落ち込みを防ぐ事を考えることが政治ではなかろうか。

今の日本は政治家やマスコミ、そして無責任な国民が日本国家の崩落を招いてるような気がしてならない。

いまいちど、皆さん電力について再度考える必要があるのではないだろうか・・・


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