2012.04.12 01:30
みなさん、おはようございます。
今日から2泊3日のプチ出張で北京に来ました。
半年ぶりの中国です。
半年前に上海へ来て以来となりますが、久々に中国を再認識させられました。
福岡から北京までは直行便がなく、青島経由のMU(中国国際航空)もしくは大連経由のCA(中国国際航空)の2路線である。
時間帯とスターアライアンスグループということで迷わずCAを使って北京入りした。
我々は予定通り出発1時間前に空港に到着し、イミグレーションを通り待合室へと向かった。既に出発30分前になるが駐機場に飛行機の姿が見えない。
『また、お決まりの出発遅れか?』 と思いや、一向に出発遅れのアナウスがない。
10分ほどたちようやく飛行機が到着した。
『出発が遅れるなぁ~』と思うが、やはりアナウスがない(汗)
そしてアナウスされた!
『登場を開始します。』
『はぁ?』
『機内清掃や出向前点検はどうするの?』
そう!これは中国の航空機会社である(汗)
大連に到着し、中国に入国 イミグレーションを通過し国内線というか同じ飛行機に再び乗り込む我々。
1時間ほどのフライトで無事北京に到着した。
『最近の中国は時間通りに到着するようになったんだなぁ』と思い、バスに乗り込んだ。
バスは2台。
前方に座っていたので当然前に止めてあったバスに乗り込んだ。
到着ターミナルに着き、手荷物引き取りに行った。
ボードをみて手荷物レーンに待つこと15分、ようやく荷物が出て来た。
5分、10分、15分経っても我々の荷物が出てこない(焦)
福岡かから一緒に搭乗した数名の日本人も一緒である。
そしてコンベアは止まった!
慌てて私は、係員に話するが全く英語が伝わらない。
手荷物紛失窓口に行き尋ねてみると、係員はこう言った。
『あなたはどこから乗って来たか?』
『福岡から来たんだ!』と答えると
『荷物は国際線手荷物にある。Bホールだ。』 『そっちへ行け!』
『・・・』
たしかに我々は大連でイミグレーションを通過し、国内線に乗り換えたはず?
そして普通にバスに乗ったのだ。
なぜ手荷物だけが隣のホールに行ったのか分からない。
掲示ボードの書かれた手荷物レーンは45番、そして我々がいるのはBホールである。
我々は言われるがままBホールを出てCホールに向かった。
当然入口を逆行しているので警備員に止められた。
ありったけの英語を話すと、警備員は『パスポートを見せろ!』
見せると 『行け!!』 だと。
またまた 『は~っ・・・』
指示された手荷物カウンターに行くと我々の荷物だけが回っていた・・・
そう、ここは中国だたんだ!
再認識させられた。
無事荷物を引き取りタクシー乗り場に向かい、運転手へホテルまでの住所と地図を見せた。
そうするとタクシー運転手は『分からないんで行けない』と言い出す。
警備員がやってきて我々に 『なぜ乗らない?』と言い出す。
我々は 『彼がホテルの住所が分からないと言っている』と言うと、警備員が運転手と話し出した。
そのうちに警備員とタクシー運転手が口論を始めどちらも譲らない。
我々は 『どうでもいいから他のタクシーに乗せてくれー』と頼むが、警備員の腹の虫がおさまらないようでどうしてもこのタクシーに乗れという。
そのうちに警備員は過熱してタクシー運転手に『ここから出ていけ!!』と言い出す。
タクシー運転手も引きさがらず言い返す。
そのうちに他の警備員が来て仲裁に入った。
『どうでもいいから、早くホテルに連れていけー!』 と思いながら待たされる我々。
仲裁に入った警備員が我々に話して来た。
『彼は100元もらわないと行かないと言っている』
『はぁ~、まるで白タクじゃん』 と思ったが、疲れたので『OK!ベイビー』と返してやった。
たった、50元ぐらいの距離を100元??
タクシー運転手はニコニコと我々のスーツケースをトランクに積み込んだ。
非常に丁重である。
先ほどの勢いはどこに行ったのか??
そう 「This is China!」
ここは中国なのだ。
久々に中国を再認識し、また嫌いになったのは言うまでもない。