おはようございます。
昨日、北京から帰ってきました。
帰国時、北京空港にて機内で2時間待たされる羽目になりましたがそれも今の中国事情なので仕方ない(泣)
今回は2泊3日の短期出張にて、北京で開催された 「China Refirigeration 2012」 に行ってきました。
この展示会はアジアで介される展示会としては最大規模の冷熱展示会です。
そのため、アジア諸国の情勢をいち早くキャッチし自分のビジネスに対応するべく毎年行っています。
やはり中国は大きい!
北京、上海、広州と全ての開催地の会場は規模が大きいのである。
中国企業が主体となるが、欧米各国や日本企業も数多く参加している。
その多くは全て現地の合弁会社である。
イタリア Carelブースである。
ドイツ GEAグループ
私共が販売するフレークアイス製氷機 「GEA Rifirigeration France s.a.s.」 はこのブースに展示しています。
アメリカの Carrier社
ショーケースやキャビネットを展示
つづいて、シンガポールの EDEN社
HACCPに対応した冷却器や凝縮器を展示。
彼らの製品はDCモーターファンを使用しています。
その他、純中国企業の YANTAI MOON集団やSNOWKEY
YANTAI MOONは冷凍機を軸にフリーザーなどを製作販売している会社。
SNOWKEYはフレークアイス製氷機を製作販売する中国に大きなマーケットを持っている会社である。
全体的に使用する冷媒はR-22が主流であり、まだまだ技術的には出遅れ感を残すが、消費市場としてはとてつもなく大きなマーケットである。
昨年までは冷凍機や空調機等が多くを占めていたが、今年はスパイラルフリーザーなどの食品製造機械が目立っていた。
何よりいままでこの種の機械は輸入に頼っていたが、最近では技術を取り入れ国内生産し始めたようである。
機械技術的にみるとまだまだ研究架台を多く残すが、早い勢いで技術輸入をしている姿が見えてくる。
昨年と比較すると出展社も来場者も少なく感じた。
個々のブースも少し縮小していたようである。
これは中国のGDPの低下も関係しているのではないだろうか。
この展示会を見て感じたことはマーケットの大きさが日本と中国とでは大きく異なっている。
中国マーケットで商売するのであれば今ある技術を持ってきて日本のお家芸である低原価コスト生産で勝負するしかないだろう。
日本で商売する私にとっては付加価値販売しかない。
そのためには欧米に追い付き追い越すべく技術開発が必要となるだろう。
またまた勉強になった2泊3日の旅である。