溶接魂 WELDING SOUL PRESIDENT’S BLOG BLOG HOME
柴田熔接工作所は、もの創りの会社です。

わたくしたちは“信頼”と“安心”を弊社理念とし社員一同お客様の『財産創り』をお手伝いいたします。
“信頼”とはわたくしたちが持つ、ものづくりに対するこだわりと妥協なき製品造りによって積み重ねられた技術と品質だと考えています。

お問い合わせは092-501-9798まで
柴田熔接工作所のサイトはこちら

ミラノ便り

2012.03.30 02:45

ボンジョルノ!

一昨日から、ミラノに来ています。

もちろん仕事です!

今回は東京のS社を同行し、ミラノで開催されている 「Mostra Convegno Expocomfort MCA 2012」 への案内です。

名前は難しいですが、言ってみれば 「空調産業展」 といったところです。

会場はミラノ郊外にあり、14のホール全てで開催されています。

無茶苦茶大きな規模の展示会です。

今回は私が取り扱う「CAREL社」が出店しています。

会場に来ると多くの人だかり(驚)

さすがイタリアだけあって、展示会場も斬新なデザインをしています。

2012.03.29 1

事前に用意していた「EASYACCSESSパス」で入場も込み合うことなく入ることが出来ました。

場内に入るとその会場の広さに再び驚かされてしまう。

なんと、奥まで見えにほどの長さです。

トコトコ歩きようやくCARELブースにたどり着いた。

2012.03.29 2

ブース内に社長の息子のフランチェスコを見かけて、彼と話をした。

そうしている間に多くの友人達が私を見かけたのか、あちらこちらから

「Shibata san!」

「Shiba-ta!」

「Katsu-san!」

「Katsu Katsu!」

様々に呼ばれる。

こんなに歓迎してくれてなんていい仲間なんだろう。

「Ciao Ciao!!」

今回の展示会は 「省エネルギー」 がテーマであるが、Carel社はそれだけではなかった。

新たに 「tera」

日本語で 「テラ」・・・

2012.03.29 3

話を聞くと、地球を一つの素子としてとらえ様々な手法のネットワークによりそれをつなげて全体のコミュニケーションを持つ・・・??

言っていることは難しいが直訳するとそのような事を言っている。

要するに、「彼らの持つシステムデバイスであらゆるところ全ての設備を管理し地球規模の省エネルギーを目指す」 といったところである。

なんと映画みたいな大きな発想をしているのだろう。

ますます「Carel社」に興味がわいてきた!

4時に会場を後にし、お客様を連れてミラノ見物に出かけた。

行先はホテルフロントに尋ねると、「ブレラ地区を薦めるヨ!」って言っているのでそこに行くことにした。

毎回思うが、行き当たりばったり作戦だなぁ~

まぁー、旅はこうでないと面白くない(笑)

2012.03.29 4

散策すると、ここブレラは芸術の街で昔の風情を残した良さげなダウンタウンである。

しばらく散策すると、1本の大きな桜を見つけた。

2012.03.29 5

既に桜の花は咲いていてるどころか、散り始めている・・・

世界的な異常気象

心に 「温暖化を阻止せねば!」と思い数分見入ってしまった。

ようやくCafeに入り先ずはビールをいただく。

その後レストランに行き皆で食事をしていると、ゲリーからSMSが送って来た。

「いまみんなで食事始めたので、お前たちもおいで!」というお誘いである。

住所とレストランの名前が書いてあったが・・・

冒頭に述べたが、ミラノは初めてである。

しかも行き当たりばったり(汗)

でもそこが面白い!!

お客を連れてレストランまで行って、楽しんだのは言うまでもない♪


イイー本見つけた!

2012.03.12 08:10

みんさん、こんばんわ。

昨日、仕事帰りに本屋により 「911 DAYS」 と 「Rennsport」 という本を買いに行った。

そう、どちらもポルシェの本である。

車雑誌を買い、家で眺めているのが小生の夜の楽しみなのである。

レジに行く前に他の棚を見ると 「VINTAGE LIFE」 という表紙が目に入った。

「VINTAGE」 という響きに弱い私である。

いや、世の中の男の90%はこの響きに弱いかもしれない。。。

2012.03.12

表紙を良く見ると、ルノーアルピナA110とカメラにチャリ、時計が写っているではないか!!

しかもちゃんと、 「CAMERA BIKE WATCH CAR LIFE」 と書いてるではないかー

これは男の 「三種の神器」 ならぬ、 「四種の神器」 である。

値段を見ると、 ¥980 である。

少し悩んだが、これは買うしかあるまい!と思いレジに向かった。

レジのお姉さんが 『お会計は三冊合計で4037円になります♪(笑顔)』 と言われ、毎回 『えっ?』 と心の底で思いながら本を買う自分が恥ずかしく思えてくる。

なぜ、雑誌社はこのような男のハートを打ち抜くような本を発売するのだろう?

でも、毎月いろんな雑誌を買って楽しませていただいてマス♪


「復興」 あれから1年

2012.03.07 04:52

みなさん、こんにちは。

私は今日、石巻市から帰ってきた。

ようやく東北大震災から1年がたとうとしている。

今の被災地はどんな状況なのか皆さんに報告したい。

まともに津波に襲われた、石巻市魚町、渡波町は最も大きな被害を受けた地区である。

魚町は全長1㎞にもおよぶ石巻魚市場があり水産業で栄えた町である。

数十件にもおよぶ大きな冷蔵倉庫や、大小合わせて数百件もの加工場や水産会社が一瞬で全て流されてしまった。

私も2011年3月15日に現地へ行き、その崩落を見てきた。

1年経ついまでは解体作業が進み、残った建物で仕事をしている会社はごくわずか。

大半の建物は全て解体撤去されてしまった。

2012.03.07 1

昔は大きな倉庫や加工場で見えなかった魚市場も、今では遠くから見ることが出来る。

2012.03.07 2

大雑把な感覚では解体作業は8割程終わった感がある。

街のあちらこちらに解体された廃材が山のようになっているが、少しづつではあるが分別作業も進んでいた。

岸壁付近のかさ上げ工事も行われている。

2012.03.07 3

おおよそ1mのかさ上げである。

なんとか難を逃れた建物も、改修工事や設備復旧している。

2012.03.07 4

2012.03.07 5

いま、改修工事をしているのは10社程ではなかろうか・・・

魚市場は仮設の荷捌き場を設けて2/3ほどの大きさで運営している。

2012.03.07 6

仮設とはいえ、四方を全て覆った立派な仮設である。

以前よりクリーンになっていた。

この荷捌き場も1mのかさ上げしているのだ。

おそらく地盤が1m沈下したのだろう。

そして、多くの漁船も戻ってきている。

2012.03.07 7

湾内の岸壁いちめんに数十隻の漁船を停泊させていた。

そんな様子をみて感じたことは、 「確実に復興は進んでいる」 のである。

それは震災後、逃げなかった人々の1年の努力の結果である。

地元に人々は被災したが、今はもう被災者面することなく日々努力を重ねていた。

仮設の店舗で食堂を再開する人

2012.03.07 9

床屋をする人、クリーニング屋さん、八百屋、旅館など 様々な方たちがいた。

町の所々で昔の爪痕を見る場面もあるが、皆頑張っていた。

2012.03.07 8

そして、私もまた精一杯我々が出来る復興のお手伝いをしていきたいと思った。

2012.03.07 10


PAGE TOP
now loading