2月25日(木)に仙台に行ってきた。
目的は 「東北地区漁船漁業改革活性化シンポジウム」 に参加するためである。
会場は 「ホテルメトロポリタン仙台」 で開かれた。
セミナーでは業界の方々のいろいろな話を公聴することができた。
いまに始まったことではないが「水産業界」では様々な問題を抱えていることは間違いない。
– 行政問題
– 公的資金問題
– 海洋事故
– 燃料高騰
– 資源確保
– 水揚げ規制
– 生産物単価
– 消費者減少
– 流通鮮度保持
– 後継者問題
と、書ききれないほどの様々なことを抱えているのだ。
同じように、私が生業とする「冷熱業界」も同じなのである。
多くの方が 「不平不満」 を持っているが、このシンポジウムで講演された方々は様々な取り組みを行い
いま「低迷化」した水産業を何とか打破しようと目論み試みている講師のお話であった。
『いやいや、参考になった!』
特に、「福島漁業の福島専務」のお話は “楽しくまた大いに参考になった”
彼の漁業感は決して悲観的ではない。
どの業種でも言えるのだが、多くの方は 『今までは○○○』 とか 『昔から○○○』 などと 「過去的思考の考え」 を述べるのだ。
確かに過去の 「経験」 や 「実績」 は非常に大切であるし、参考になる。
しかし市場は「生きていて動いてる」 のである。
時には「成長」もする。
私は過去を振り返ることは大切だと思うが、「過去を繰り返す」事に未来はない!と考える。
我々は「未来を見つめ新たな考えのもと行動」しなくてはならないのだ。
そのなか、「福島漁業の福島専務」はまさしくその考えを述べられていた。
私的には、公的資金は必要であるが公的資金が駄目にすると考える。
何故なら、瀕死の状態にいくらワクチンを打っても緩和は出来ても蘇生は出来ないのだ。
公的資金は 今日明日のお金に使うのではなく、未来に使うべきであると思う。
やはり生きたお金の使い方をしなくてはならない。
一部マスコミでは世情を煽り 「今日明日のために使うことがもっとも」 的な情報を発信している。
私は 「未来のために使うべき」 それが日本経済の立て直しなのだと考える。
数時間程のセミナーであったが非常に楽しかった。
セミナー終了後は待っていた「懇親会」だ♪
美味しそうな料理が所狭しと並んでいる。
これで会費 2,000円なのだ! 「安い」
懇親会終了後、親友の和久魚問屋の阿部社長と儀助漁業の栁内取締役と飲みに行った。
途中福島専務を含め数人で大いに盛り上がった。
実は仙台に来た本当の目的は 『この夜の部』 であった (笑)