みなさん、こんにちは。
めっきり朝晩は冷え込み空気が軽く感じます。
ようやく秋の到来ですね♪
どのような業種も同じだと思うのですが、「新製品」 「新商品」 「新サービス」 「新技術」 と常に新しいものが求められます。
私が生業とする冷熱に関しても、常に技術研究と技術革新により新しい技術が投入されます。
日本も特定の分野では最先端を進んでいますが、事 低温技術や環境問題、省エネ技術に関してはやはりヨーロッパが進んでいるように感じます。
そんなわけで、来月 ドイツのニュルンベルグで開催される 「Cilliventa 2012」 に行ってきます。
ここでは世界各国の冷凍空調分野の多くの会社が出展し2年間研究した最新技術を隔年で発表されるのです。
私共が輸入している GEA Rifirigeration, Bitzer, Carel, Maja なども出展しています。
特に今年は環境に係る技術で 「脱フロン」 として自然冷媒である CO2 を使用した技術に注目が浴びるのではないでしょうか?
CO2とは炭酸ガスの事で、常温で臨界圧力に達する高温高圧の冷媒です。
みなさんの身近なところでは 「エコキュート」 で使用されています。
日本国内ではお湯を取出すために多く使用されていますが、海外ではメジャーな商品ではありません。
日本発祥の独自技術です。
そのCO2をスーパーマーケットや食品工場などで使用される冷凍冷蔵庫、ショーケース、製氷機等に使用した新技術が発表されます。
規模も日本の展示会とは比較にならないほどの大きさです。
おそらく丸二日は要することでしょう。
私は毎回このような展示会や、メーカー直結のミーティングやインフォメーションにより常に最新技術を手にしています。
また最新技術だけを追うのではなく、昔ながらの基本(ベース)は押えておかなくてはなりません。
これを忘れてしまうと、大きく逸脱してしまいます。
全ての技術は研究やテスト、失敗や成功を繰り返してきた結果です。
幹を大きくするのは失敗や成功という年輪を積重ねることでどっしりとした大きな幹に育つのだと確信しています。
基本を忘れず最新技術にチャレンジする精神、それこそが今の私の会社だと思いっています。
今回から次の時代を担う技術者も連れて行き、新しい風に触れさせようと思っています。
みなさんの会社はどのような情報収集方法を採用していますか?