みなさん、おはようございます。
展示会も無事終了し、昨日は持ち帰った機械を清掃整備しました。
今朝は休みにもかかわらず、早朝6時から起きて展示会の結果を考えて見ることにした。
毎回だが考え事は早朝することにしている。
私の場合朝は良い考え事ができるのである。
さて、本題の展示会であるが開催するまでテーマが決まらず成り行きで始まってしまった。
なんとなくダラダラとした展示会となったようである。
それを察してか、初日はお客様の来場が非常に悪かった。
二日目は会場全体として前日と比較すると来場者も増え、それに伴って私たちのブースも来場者が増えた。
しかし来場者様の感触が今までと違っていまいちよくないのである。
三日目の最終日、某水産会の専務がブースに来られ一言、言われたのである。
『柴田さぁー、この魚3日目なの?』
『鮮度いいねぇー!』
『せっかく鮮度良くしてるんだから、この辺に 柴田の氷でこの鮮度!って書いたらどうなの??』
『お前たち、頑張ってるんだからよく考えろヨ♪』
そうだった!
なぜ私たちは魚屋の和久魚問屋と機械屋の柴田熔接工作所が一緒にブースを出しているのか?
そう、お互いのコラボレーションを提案していたのである。
和久魚問屋さんは、なぜ和久さんの魚が良いのか?
それは私共の機械を導入し、鮮度維持管理をした鮮魚を提案していたのである。
そして柴田熔接は、我々の機械で作った氷を使うことでここまで鮮魚の鮮度保持が出来る証明なのである。
いやいや、毎回S専務には頭が上がらない・・・
すぐさま白紙に手書きで書いてみた。
「FKアイスで鮮度保持!3日目の魚もこの鮮度。」
すると、どうだろう。。。
貼った途端、鮮魚台に多くの来場者が集まってきた。
鮮魚を見入る来場者様、氷を触る人たち。
『うーん、いいね!』
『変わった氷だなぁー』
『ほんとに3日目なの?なぜ鮮度がいいの??』
『何が違うの?』
この手書きのキャッチで多くの来場者に「考えること」を投げかけたのである。
人々は感心しそして疑問を持ったのである。
その疑問を持った人たちは、結果スタッフに質問を投げかけるのである。
簡単なことだ。
すっかり私たちはその提案力を忘れていたのである。
やはりお金と時間と人をかけて展示会に臨むのであればそれなりに準備をしてどうやって提案するのか考えなければならない。
今回は反省すべき点がたくさんあった。
我々のやる気のなさが来場者様にそのまま伝わっていたのであろう。
次回の展示会はもっともっと努力しなければ!