みなさんこんにちは。
今朝の日本経済新聞の13版に我々に関係する記事が記載されていた。
表題は 「代替えフロン規制厳しく」 だ。
我々の業界では1年ほど前からささやかれていたことであったが
4月1日からの法施行のため、3ヶ月ほど前から具体的な省庁からの説明会が開催されてきた。
京都議定書ではオゾン層破壊を阻止すべくCFC冷媒やHCFC冷媒は使用が制限され2020年度までには全廃は決定されてきた。
ここにきてオゾン層破壊から地球温暖化防止のための温室効果が高いガスの排出制限に転換されヨーロッパを中心に進められてきた。
ここ日本でもその流れに乗って温暖化係数が高いガスの排出規制に経済産業省や環境省を中心に推進してきて、ついには法の施工となったわけである。
既にその一部は実施されていたのだが、このブログを読んでいる読者の方の多くはそれを知らないと思う。
「リサイクル料金」というのを聞いたことがあると思います。
その「リサイクル料金」がそれに当たるのだ。
みなさんは車を購入するときに「リサイクル料金」を支払っていると思います。
その一部はカーエアコンのフロンガスの破壊処理費は購入時にユーザーに支払うように課せられているのである。
冷蔵庫なども同じく課せられている。
今回の法整備は、「フロンガス排出抑制法」 である。
業務用の冷蔵庫や、スーパー・コンビニエンスストアで使用されるショーケース。
冷凍冷蔵庫で使用される冷凍冷蔵ユニット。
オフィスビルで使用されるパッケージエアコンやエアハンドリングユニットなどがそれに当たるのである。
フロンガスの漏洩を途方自治体で管理して、漏えい事故を抑制するのが目的である。
多くのエンドユーザー様にとっては管理コストが増し費用負担になると思っている方が大半である。
これは比較的ネガティブな考えから来るのである。
私は逆にポジティブに物事を考えてしまう。
例えば私が冷媒を使用する管理監督者(オーナー)とすると歓迎する法律である。
今までフロンガスが漏えいし、ちょくちょくフロンガスを再充填してきたとする。
機器を直さず再充填し続けるということは、これから値が上がるであろうフロンガスを消耗品として追加充填し続けなければならないのだ。
無駄にお金使い、一向に機械が治らない状況が続くのである。
今回の法整備では設備会社も、根本的な漏えい不具合を直さず追加充填すると50万円以下の罰金刑が科せられるのでる。
これから将来、技術力がない設備会社は淘汰されるだろう。
エンドユーザーも設備会社からきちりと修理してもらいるに違いない。
ランニングコストも減り、そして環境に良いのである。
この方施工をきっかけに世の中が環境汚染に対して、もっと真剣に取り組むようにしていただきたいと思う。
今年年末にパリで開催されるCOP21ではもっと具体的な事が話し合われるであろう。
今日の福岡市は黄砂とPM2.5に悩まされている。
これも環境汚染であるには違わないので、COP21で話し合っていただきたいものである。
毎週水曜日のコミュニティラジオに出演させていただいています。
3/25(水)12:00 – 12:55 Borderless business branding
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今月は「ODAプロジェクト」についてお話しています。
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