2010.01.29 11:34
今日も昨日に引き続き溶接試験のお話です。
私共が製作する様々な機械は主に「冷熱設備」で使用されます。
『冷熱設備って?』
様々な分野で使われているんですよ。
一番身近なところでは、家庭で使用する “冷蔵庫” や “エアコン” が該当します。
皆さんがスーパーに行って買う “冷凍食品” や “アイスクリーム” “乳製品” “お酒” “氷” なども冷熱設備で作られます。
そのスーパーで陳列している “ショーケース” も冷熱設備です。
また、車を開発したり薬を開発したりするために 「寒冷地や降雪」 をさせる機械も冷熱設備です。
ビルや橋梁、ダムなどに使用するコンクリートを冷却するのも冷熱装置です。
ざっざっと挙げても様々な分野で使用されるんです。
それらを安心して皆さまにお使いいただくためにたくさんの検査をしなくちゃならないんですヨ。。。
装置が出来上がるまでには多くの努力と時間を要します。
今日は昨日に引き続き、レントゲン検査のほかに他の溶接試験を紹介します。
たったいま工場で写真を撮影してきたばかりなんですが、超音波探傷試験、磁粉探傷試験です。
私共は通称、超音波探傷試験を『UT』、磁粉探傷試験を『MT』と言っています。
『UT』は病院で診察で見てもらう『エコー』と同じです。
溶接でもいろいろあるんですよぉ~
鉄骨溶接などとは全く異なります。
んー どちらかと言うと、 『船舶』 や 『潜水艦』 などの溶接に近いんでしょうか・・・
皆さんも、スーパーで 『冷凍食品』 を買われるときは 『柴田熔接工作所』 を思い出してください(笑)
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