2010.04.27 09:24
皆さん、 「現調」 って知っていますか?
僕らの業界で 「現場調査」 を短縮して 「げんちょう」 っていうんです。
いわゆる 現場の確認や打合せ、寸法確認、工事の段取りなどが主目的です。
日曜日から2つの現場を訪れました。
日曜日は香川県の多度津です。
博多から新幹線で岡山に出てJRで瀬戸大橋を渡ったところです。
ここには大きな造船所 「常石造船所」 があります。
その造船所の前にある水産会社に 「フレークアイス製氷機」 と 「サイロ式自動貯氷庫」 を設置します。
現場では既に機械の架台が設置されていました。
昨日からは 「宮城県石巻港」 に来ています。
ここでは新たに開発した 「鮮魚の鮮度管理装置」 を設置します。
具体的な内容はまだ発表できませんが、7月の展示会 「ジャパン・インターナショナルシーフードショー 2010」 では発表できると思います。
従来、鮮魚を刺身商材として食出来るのが2~3日でしたがそれを20日間の保管を実現できる装置なんです。
鮮度の基準値として 「K値」 を用いるんですが通常魚を水揚げした段階でK値は5から10程度です。生食として食出来るのは20が限界とされています。
1日当たりK値は5ほど上昇するのですが・・・
魚も凍結しないため組織を壊すことなく保管が可能となります。
なんだか装置の説明になりましたが、来月からその装置を設置するための現場調査です。
お客様との調整も終了し、早速5月17日から現場入りです。
社員も連休ない状況ですが、もうひと踏ん張りしてもらうとしよう♪
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