みなさん、こんにちは。
この連休中のニュースと言えば、関越自動車道のバス事故や茨城県の竜巻ばかりであった。
そんななか小さな報道で 「北海道 泊3号機 原子力発電所」 の停止により国内全原発が停止となったニュースを報道していた。
事故などのニュースばかりが大きく報道されたが、日本経済にとって原発の全停止は大きな痛手であるにも関わらずあまり報道されなかったように記憶する。
いつも思うが、日本のマスメディアは視聴率だけを追っかけた報道合戦をしており マスコミの立場や責任を忘れているように思われる。
いまの日本経済にとって原発の問題は外交問題に続き大きな問題であると私は思う。
このまま原発が全停止を行った場合の日本の電力需要はどうなるのであろうか?
最近は少なくなったが、私の地元福岡では毎夏水不足により当たり前のように取水制限されてきた。
○○時から○○時まで断水は当たり前だった。
企業や住民全て節水は行う事は当然であるが、必要な水は夜間溜めて日中使用するなどをしてしのいできた。
しかし 「電気」 となるとそうはいかない。
何故なら電気そのものを蓄電することが出来ないからである。
いま国民が出来ることは2つである。
一つは節電すること。
そしてもう一つは原発以外の電力に頼る(その大半は化石燃料発電)である。
節電となった場合、企業は工場生産のフレックスタイムやフッレックス休暇を行ったりする必要があるだろう。
また、突如の停電に備え自家発電を余儀なくされる事も考えなければならない。
火力発電所に頼った場合には電気料金の値上げ、すなわち実質的な増税と同じことを飲まなければならないである。
それでも、全日本国民はそれを了承するのであろうか?
また日本経済の活性化につながるのであろうか?
私は最低限の原発稼働は必要なのではないか?と考えている。
そのために電力会社は自己努力により安全性を高める責任があると考える。
また原発地域に落としている補助金の価格も再検討が必要なのではなかろうか?
日本のマスコミは視聴率を上げるために、常に国民な感情論に問うような報道ばかりされているように思える。
私は日本経済のためにどのようにしなければならないのか?
政治家や官僚、マスコミ、企業そして国民が深く考えなければならないことだと思っている。