2009.11.28 03:19

翌日ようやく無事に セネガルダカール空港 に向けてフライトすることが出来た。
シャルルドゴール空港では黒人ばかりであったが、快適なフライトである。
なんといっても、 1,892.00ユーロ も支払った “ビジネスクラス” だから当り前と言えば当り前である・・・
映画を見ながらのフライト、快適な時間もつかぬまダカール空港へ到着した。

下りてイミグレーションを抜けって驚いた!
外は厳重に柵で仕切られ、柵の外は何百人もの黒人である。
おまけに夜だから何百人が何千人にも見えるではないか!
そして多くの人が何やら話しかけてくるのだ。
“訛ったフランス語” なんでさっぱり分かりやしない。
友人のピエールさんが見当たらない? 『どこだろう??』
取りあえず電話してみることにした。
『今どこ?』
『カフェで飲んでるヨ』
心の中で “早く来いよ!” って叫んだ・・・

無事ホテルへ着いたのが夜の11時、チェックインしてピエールさんとホテル1階にあるバーでビールを飲みながら明日以降の打ち合わせをすることにした。
『katsu、明日は4時に起きて、4時半にチェックアウトしてフロントで待ち合わせをしよう。』
『明日は約300㎞と車移動になるが、車で寝ていけばあっという間だろう』
『行く途中、社内で少しほかのプロジェクトミーティングをしていこう。』
『OK!もう12時になったし、明日も早いんで寝よう』
ってことでつかぬ間の就寝である♪

翌朝、ドライバーが1台のダブルキャブのピックアップでやって来た。
ラゲッジを乗せていざ出発。
快適な移動である。    いや、移動であった・・・
1時間ほど渋滞を抜けて、ひたすら国道を走った。
道路が2車線から1車線へ、1車線の道もやや狭くなってくる。
周りは草原になって来た。
2009.11.27 1

夜も明けて、走っていると至る所に “山羊” がいる。
それも一匹二匹ではない。
“何百匹” である。
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『何なんだ。この羊は?』 ドライバーのウントさんに尋ねた。
『イスラムの感謝祭が今週末あるんだよ。』
『La pete du mouton って祭りだよ。』
『皆山羊を買って、家族で食べるのさ。』

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そして、買っていかれる山羊さん
なんだかかわいそうにも見える。
“山羊にとっては迷惑な感謝祭なんだろうなぁ~”
『まあ、深くは考えないようにしよう。』
ここは、 “It’s a AFRICA” なのだ。

車で走っていくと道のいたるところが陥没している。その穴をよけながら走っていると、ついにアスファルトが無くなった!
“パリダカールラリー”のように赤土の中をひた走るってようやく “カオラックラック” という町に着いた。

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運転手は “大きな町だよ” と言っていたが、どう見ても “村である”

ピエールさんが 『ここで朝食にしよう』

・・・・・

何処で取るのだろう?

ドライバーのウントさんが、探し始めた。

しかも普通も民家みたいなところである。

『ピエール。 ここで食べさせてくれそうだ。』

・・・・・

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セネガルはフランス領土だっただけに、だれしもが朝食でバケットを食べるようである。

“お湯も沸騰させているから大丈夫だろう”

こうなったら腹をくくるしかない。

“It’s a AFRICA !”

食事をとって、車で国境に向けて走り始めた。

既に移動時間は5時間に。

しばし景色を見ながらの移動である。心なしか振動も、土埃も気にならなくなった。

自分ながら、なんて順応性何だろう??

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そして、ようやく国境へ到着。

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 To be continu