2015.01.26 09:37

おはようございます。

週末からTVやネット、新聞等を通じたメディアではイスラム国の日本人の湯川遥菜さんと後藤健二さんの拘束に関する報道ばかりであった。

日本政府や近隣諸国の対応を裏腹に色々な方々の憶測が飛び交った週末でした。

この報道を通じ今日本人に問われていることは何だろう?

私は数多く海外を往来し、またたくさんの海外の友人と交流を持っている中で以前から感じていたことはただ一つ。

日本人は海外の方々と比較して「危機管理」が劣っているという事である。

日本国内ではお店に忘れ物をしても必ず保管されているし、自分の身の回りのバックやカバンなどの管理も曖昧である。

玄関のかぎが閉まっていない事なども当たり前の国であり、病気や怪我では健康保険がカバーしてくれる。

日本では当たり前であっても、海外では当たり前でないことは身の回りにたくさん存在しているのである。

安全でないところに行くことは自己責任であるが、それを責めてもいけないと思う。

もっと自分の事や状況を知って、そして行動すべき判断や能力を日本人は持つべきであると思う。

「戦争や紛争」が起きている地域が危険なのではなく、危険は世界いたるところ存在しているという事を知るべきなのだ。

私もそれを再認識して海外出張など危機管理を考えて行かなければならないと感じた。