2015.02.13 03:02

みなさん、こんにちは。

数日目の新聞で、明るいニュースを目にした。

最近は暗いニュースばかりだったので、じつに楽しい!

「ホンダ F1 参戦復帰」 である。

2007年の世界金融危機により俗に言うリマンショックとなり、世界的に不況に陥った。

その余波は多くの企業を巻き込み、日本円高株安となった。

多くの企業はあらゆる方面の縮小を余儀なくされ、ホンダも車販売の激減により研究部門を縮小しレース部門から撤退したのである。

それから7年後の今年、景気回復とともにF1レースへの復帰を明らかにしたのである。

マクラーレンとのタッグも23年ぶりである。

20150213_1

 

現在のF1レギュレーションは排気量1600cc + 過給機である。

現在の車が主流とする “ダウンサイジング” だ。

様々な方面から、ホンダのマーケティングが垣間見える。

先ずはF1のテクノロジーを市販社へ反映する偽住的な革新である。

従来からホンダが進める、車の効率的なエンジン開発である。

ポイントは 「燃料が持つエネルギーをどのくらい効率的に使うのか!?」 なのである。

現在の技術では50%のエネルギーを再生できていないのである。

その技術革新することで、より環境に配慮した研究がなされると考えている。

次に販売マーケティングである。

 

2015年は全20戦のうち新興国5カ国が含まれている。

2000年に行われていたF1ではこの5カ国でレースされていなかった。

中国、ロシア、シンガポール、バーレン、アブダビである。

ホンダはこの新興国でのブランディングを行い、スポーツカーを主軸として車の販売を狙っている。

既に日本では車離れが進んでいる。

F1の人気が高い欧州を中心に新興国での復旧を狙っているのだ。

ホンダという会社のルーツは創業者の本田宗一郎がF1に対する思いであった「できるかできんわかんねぇけど、俺はやりてぇよ!」と言うチャレンジ精神であったと思う。

20150213_4

 

私もこの考えに見習い、常にチャレンジ精神で挑みたいと考えたニュースであった。

こんな明るいニュースは世の中を明るくし、元気にしてくれる。

常に前向きな考えは少しづつであるが前進するのだと教えられた。

みなさんも、明るい話題に目を向け、また明るい話題を発信しましょう!