いよいよ、今回渡航の主目的である仕事だ。
設備検査と試運転指導である。
ゼネコンさんの仕事も順調に進捗しているようである。
セネガルの会社 Le Froid社が工事した我々の設備をチェックする。
鮮魚庫として使用される冷蔵庫
それと、製氷機である。
日産4トンの機械を2台納入した。
この日の外気温度は35℃、今日給水温度は29.5℃と設計仕様より高いが機械の運転確認での製氷量も問題ない。
機械の仕上がりについても、日本での製作とは比較できないが、この現地の状況の中で考えると満足出来る範囲だろう。
運転指導も無事終えて、ガンビア政府の水産局のマネージャーとコンサルとのワンショットである。
これから、ブリカマ水産市場で製氷機を使用していただき少しでも新鮮清潔な鮮魚が流通されることだろう。
私は世界中の子どもたちがみな同じであってほしいと思う。そして、将来彼らの笑顔を見れることを期待する。
ようやく、仕事の終了だ!
バンジュール市内から離れた海岸沿いのレストランでアフリカ料理と冷たいビールを頂く。
丁度今日はホテルでイベントをやっているらしい。ピニャコラーダを飲みながら、アフリカ音楽を聴いてしばしアフリカに浸ってみた・・・
『It’s a AFRICA !』
『さよならー ガンビア!』
セネガルに到着した我々は、新しい友人と将来展望ある希望に話弾んだ。
また一人信頼できる友人が出来た!
この瞬間が喜びのひと時である。
その友人たちとまた、酒を交わす・・・
翌日は、新しい友人のフィリップさんの紹介でセネガルの水産工場を訪れた。
この会社のオーナーもまたフランス人で一人セネガルに来て商売を始めたらしい。
『努力している方はいろんなところにいるんだなぁ~』と感心するばかりである。
その日の午後、フィリップさん宅へ行った。
何やら外が騒がしい?
なんだろうと?と覗いてみると、今日はイランの首相が来ているのだ。
厳重な守りの中市内パレードをしていた。
前後に20台ほどの車を連れてのパレードだ!
ここセネガルは多くのイスラム教徒で占めている。
イランなどから数多くのサポートを受けており、減税や学資などに充てられているらしい。
街中をあげての歓迎パレードだ!
私がCIAに入るか007にならない限り、こんな機会は二度とないだろう・・・
そして我々はフィリップさんと彼の美しい奥さんの手料理の歓迎を受けて楽しい卓を囲んだ。
It’s a AFRICA
さよならアフリカ!