“古き良き時代”
今回は私の趣味の話である。
現代の車は、スタイリッシュで居住空間も快適でありパワーもある。
全てが電子制御され、あたかも運転が上手くなったような勘違いもする。
しかし、何か物足りないのだ・・・
何だろう?
そう、 『感性が伝わらない、無機質な感じを受けるのだ!』
この車は私が1998年に初めて輸入車を購入した車だ。
この車は、1991年にメルセデスとポルシェがW124(Eクラス)のシャシや足回りを特別に設計し、当時W129のSLに乗せていたV8エンジンを積み込んだモンスターマシーンである。
そしてそれはポルシェのラインで生産されたのだ。
何より私たちの “オヤジ世代” には “伝説”や“不良ぽい”など魅力ある言葉が似合う車である。
フロントのオーバーフェンダー化したブリスターフェンダーがとても魅力的である。
とても現代の車の性能には及ばないが、今でも十分な性能を持ち合わせる車である。
何となくこの車の “アナログチック” さが心地よい。
そして、限界まで出して下げたホイールは車に興味無い方から見ると 『バカじゃない?』 と言われそうだが、私にとって 『シャコタン』 『ディープリム』 は美しいと思ってしまうのだ!
私の人生の起点はこの車との出会いからである。
私はこの車を通じてたくさんの方と知り合いになった。
そして多くのことを学んできたのだ。
今もたくさんの方と付き合っている。
日頃はあまり乗る機会がないのでほとんど不動の状態なのだが、昨日時間があったので久々にドライブした。
いやいや、『車ってほんとうにいいですね♪』