2015.01.29 09:18
みなさん、おはようございます。
先日はが以外でのレンタカーでのトラブルをお伝えしました。
意外な計算違いはこれだけでは終わらない。
だから、旅は面白いのだ!
シュッツトガルトでレンタカーを借りた後、アウトバーンを走り無事バルザイムのKTI社へ到着。
現在進めているプロジェクトのミーティングを行った。
明日はシュッツトガルトへ戻りレンタカーを返却した後に、中央駅から列車でミュンヘンへ向かいミュンヘン空港かイタリアへ向かわなければならない。
夜は、KTI社の社長と会食をして、疲れもあったので早々と就寝へ。
中々寝付けない中、仕方なく仕事をすることに。
日本とのやり取りは夜中がベスト!ではあるが、寝なくては… と思いつつ長い夜が続いた。
夜が明けて、気持ち良い朝を迎えた。
朝食を取り、車でシュッツトガルトへ向かった。
順調に進み、途中寄り道を
意外と寄り道に時間を要し、時間が迫ってきた。
急いでシュッツトガルト空港へ向かうが、週末のためかアウトバーンは渋滞だ(汗)
空港でレンタカーを返却し、地下鉄で中央駅へ向かった。
列車の出発の時刻まで45分を切っている…
心の中で 「間に合うか??」 などいろいろと考えたが
最悪のケースも考えなくてはならない。
中央駅に着いたのが出発の5分前(汗汗汗)
重いスーツケースを引っ張り体力の続く限り走り続けた。
心境はオリンピック選手なみのダッシュである。
列車が見えてきた・・・
何とか間に合うか・・・
そしてようやく15番ホームへ到着したところで、無残にも列車が走り始めた…
驚くよりも、めいいっぱい走ったせいか特別落胆することはなかった。
「とりあえず、チケットカウンターにでも行くか」という事で、カウンターへ向かった。
カウンターでおねえちゃんに「列車に乗り遅れちゃった」 「次の列車は?」と尋ねたところ、次の列車は1時間後である。
「ほかに早くミュンヘンに行く手段ないの?」と尋ねたら、お姉ちゃんの回答は 「これしかないね」 「・・・」
「飛行機に乗り継げないんだけど…」 「じゃあ、ミュンヘン空港まで行くのではなく、途中乗り換えて空港駅まで向かったら?」との天使の声♪
「週末は道路も渋滞してるのでタクシーで走っても間に合わないかもよ」
「じゃあ、空港駅までお願いします!」
発券してもらったチケットを見ると飛行機の出発時間まで15分しかない!!
「これ、絶対何合わないやん」と思ったが、これ以上考えても仕方ない。
こんな時はバーに行って、ビールでも飲みながら考えよう♪ と思い、バーへ向かった。
現地で間に合わない事を考えた。
ミュンヘンへに宿泊し・・・
イタリアのホテルをキャンセルして・・・
明日のどのフライトに変更しようか・・・
そう考えながら飲んでいると、列車の出発時間が迫ってきた。
乗り遅れないように再び15番ホームへ向かった。
無事、列車に乗って列車の旅を楽しむことに♪
飲みながら車窓を楽しんだ。
2時間の列車の旅を満喫したところで、乗り換え駅に到着した。
荷物を持って下車すると、乗り換えの列車が来ていない!!(汗)
焦って、頭の中はグチャグチャである。
取り急ぎ連れを列車に乗せたところで無残にもボクを残して扉が閉まった。
「Oh my god!!」と叫んでしまった。
そうしたところ、近くにいたドイツ人のお兄さんが50メートルほど先にいる駅員に叫んでくれた。
そしてそのお兄さんは「奥の扉を開けて待っていてくれているので、走れー!」と言ってくれたのである。
私は荷物を持って本日二度目のダッシュである。
そして列車に戻ることが出来たのである。
連れに会って「ホッ」とした。
直接空港行の列車には乗れなかったが、そのままミュンヘン中央駅へ向かった。
下車して、タクシー乗り場へ向かう
タクシーに乗って、ドライバーのおじさんへ「かっ飛ばして、空港へ向かってちょうだい(願)」とお願いした。
おじさんはフライトの時間を確認すると、アウトバーンを勢いよく飛ばしてくれた。
幸い道路の渋滞もなく、タクシーの方が20分前に到着した。
急いでルフトハンザのチケットカウンター本日3回目のダッシュである。
そしてギリギリ間に合うことが出来た♪
寒いはずのドイツで汗をかきながら飛行機に搭乗したのである。
旅は何とかなるものである。
ここ、十数年の海外の旅としては記憶に残る旅となった。